血糖測定器「FreeStyle リブレ」を使ってみた、糖尿病を改善する賢い使い方とは

血糖測定器画像

自慢じゃないが生粋の?糖尿病患者である。既に8年ほど服薬を続けている。服薬のおかげで、ぎりぎり正常値に収まっているが、気を許すとすぐに範囲を超える。

先日、と言っても1年ほど前になるのだが、血糖測定器「FreeStyle (フリースタイル) リブレ」を使う機会があった。自分の血糖値の状況を知りたくて主治医にお願いして用意してもらったものだ。

以下、この機器をどのように使ったかを記録しておきたい。
公式サイトはこちらになっている。
「FreeStyle リブレ」

FreeStyle (フリースタイル) リブレとは

この機器は14日間24時間の血糖値変動を計測することができる。15分ごとに自動的に記録され、2週間分のデータをセンサー(腕に付けているもの)に保存できる。

この保存したデータは、いつでも本体に転送することができる。そして本体をパソコンにつなぐことでグラフ化やテキストファイルでのエクスポートが可能となっている(プロ版のみかも知れないが未確認)。

この機器は保険適用になるらしいが、適用の条件は血糖の値等により結構厳しいようで、私の場合は対象とはならなかった。

これにより2週間血糖値を計測した。

これは大変良い機器であり、簡単に24時間の血糖値を知ることができた。500円硬貨大のセンサーを装着するのだが、付けるときも痛くない。1センチ程の針が目視できるので、痛そうに見えたが大丈夫だった。

組織間質液中のグルコース値を記録するもので、これは血液中の血糖値との相関関係はあるものの、全く同じではなく、誤差はあるとのこと。実際に、測定結果が推定A1cが5.5とあったに関わらず、装着を外した日の値は6.4だった。

また、装着から時間が経っていない場合(1~4日?)は低く出ることがあるらしい。これはもちろん、メーカからの情報ではない。機器の当たり外れがあるのかも知れない。

私が借りたのはプロ版で、画面で値を確認することができないため、日に何度もデータ転送を行うこととなった。このため電池切れが生じないか心配であったが、大丈夫だった。非接触型で受信機の電磁誘導を起電力とするもので、データを取得、蓄積以外は電力を要しないものと思う。

データ量が少ない時にはセンサーから本体へ瞬時に転送されるが、データ量に比例して転送に時間を要するようになる。(受信音が鳴るまで時間がかかるようになる)14日目には、およそ7秒ほどの時間がかかった。毎回、一括して初日からのデータを受信機に転送し、受信機ではそのデータを蓄えることになるので時間がかかるのだ。

フリースタイルリブレとフリースタイルリブレプロとの違い

フリースタイルリブレとフリースタイルリブレプロの2種類がある。前者は画面上で測定値を読むことができること、チップを使用し、実際の血糖測定もできることにプロとの違いがあるらしい。

ただ、データの蓄積やグラフ化機能、エクスポート機能について違いがあるのかどうかは不明。前者のセンサーメモリーは8時間(グルコース値を15分ごとに保存)となっているので測定したデータは8時間分しかセンサーに記憶できない。これでは、8時間以内にデータ伝送を行わないとならないということになるので、少々不便だ。患者が自分の状況を測定の都度自己管理するという使い方で後でデータを検証するという使途は想定していないのかも知れない。

他方プロの方は医師の管理のもとに患者のデータを使うことを考えて、センサーに全てを記録しておき、後で一括して転送するようにしているようだ。これだと、患者はただ装着しているだけで構わないので確かに楽だろう。

違いについてはこちらのサイトで説明していたが、これらについては言及されていなかった。
フリースタイルリブレとフリースタイルリブレプロの違い

結果はどのように表示されるか

前述のように、プロ版は測定時に画面で確認できないことから、パソコンへデータ転送を行い、そのデータを様々に表示させて検証することになる。

プロ版は測定結果が全てグラフ化されて表示される。更に、これらの平均的な値もグラフ化される。これによりどの時間帯でどのような傾向にあるかが一目瞭然となる。

このように血糖値が可視化され、日々気を付けることで適正血糖を維持することができる。変動パターンで食事との関係性も分かる。

血糖値グラフ

 

 

血糖値グラフ血糖値グラフ

ただ、この結果だけだと、いつ何を食べたらどれだけ上昇するか等の細かな内容は当然データには反映されていない。あくまでも、記憶との突合になる。これについては、この作成されたグラフに手書きで追加しても良いが私の場合は以下のとおりデータを加工してグラフ化し、そのグラフ内に食事内容も記入することとした。こちらの方が見やすく検証しやすい。

転送データの内容

センサーに本体を近づけて、センサーから本体にデータを転送する。更に、本体からUSB接続でパソコンに繋ぎ、データをパソコンに転送する。転送されたデータを専用ソフトを用いてテキストファイルでエクスポートする。エクスポートされたテキストファイルはCSVファイルと言っておきながらタブ区切りである点は愛嬌か。データは次のような内容で、15分きざみに記録されている。

ID 時刻 記録タイプ 過去のグルコース値(mg/dL)
3099 2017/07/20 18:15 0 97
3100 2017/07/20 18:30 0 91
3101 2017/07/20 18:45 0 86

後はこのデータを自由に加工するだけで良い。私の場合はこのデータをエクセルのグラフにすることとした。テキストファイルなので若干の加工をすることですぐにエクセルでグラフにすることができる。若干の加工とは、グラフにするためにIDや日付など血糖値以外の不要なデータ部分を削除するということで、エディターの正規表現置換でデータを削除した。時間軸は全て共通なので血糖値データだけで良い。

後で分かったことだが、これはタブ区切りとなっているので、そのままエクセルに張り付けて必要のない列を削除するだけでの方が簡単にできる。

グラフでは、全ての口にしたものを記入し、血糖値がどのように変化したかを記録して行った。

血糖値グラフ

次回以降、測定結果と食事との相関関係を逐次検証して行きたい。これが賢い使い方と思う。


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