②MM2Hセキュリティボンドのスタンプは超超難関だった話

MM2H申請にはスタンピングオフィスでセキュリティボンドにスタンプを押してもらわなくてはならない。セキュリティボンド自体にRM10の税金がかかるので納税するということらしい。日本でも契約書や領収書に印紙を貼らなくてはならないのと同じ理屈と思う。兎も角スタンピングオフィスに行かなくてはならない。

スタンピングオフィスの場所が分からない

セキュリティボンドのスタンプはハーリーさんのブログを全面的に参考にさせてもらった。申請書の書き方等についても詳しく掲載されている。同じことを書いてもどうしようもないのでここでは割愛。

ハーリーさんが行ったところはLHDN Kuala Lumpur Bandar Branch。ここはHSBC銀行とも至近距離で好都合。さっそく行ったがビルの中なのでどこに行けば良いかが分からない。ビル内のAeon Creditで聞いても、ビルの案内係に聞いても分からない。ビルの案内係に至っては、ビルの階の案内を見せてくれるだけ。当然、マレー語なので何を書いているか分からない。LHDNがどこかという聞き方が悪かったのか、本当に知らなかったのかは分からない。

時間だけを潰しても仕方ないので、その日はそのまま健康診断に行くことにした。地図をよくよく見てみると何やら裏の道に面しているような感じに取れる。なので健康診断の帰りはGrabを使うこととして、ピンポイントで当該ビルの裏を指定したが、到着したところは、このビルのまん前。裏に行ってくれとお願いしたが裏に道はなく、あたりを堂々めぐりするだけ。

ハーリーさんのブログでは相当古いオフィスとのことなので、もしかすると移転してしまったのだろうかと勝手に思い、仕方なく、他のスタンピングオフィスを探すこととしたが、念のためハーリーさんのブログを再度見てみると何ときちんと「3階」と場所が書いてあるではないか。これは全く私のミス。もっときちんと読んでいればと後悔。改めて同ビルの3階に行くと間違いなくスタンピングオフィスはあったが時間は4時、既に閉まった後だったので明日に行くこととした。

ちなみにIncome Tax Officeでグーグルマップ検索をしてみるとクアラルンプールにはいくつか見つけることができた。だから、別にここでなくてはならないということはない。

スタンプをもらうまでの長い道のり

午前8時丁度、勇んでオフィスに到着。既に10人ほどが待っていた。

まずは、番号のレシートを取る。ここでハーリーさんのブログでは発券機の「SETEM HASIL & TAKSIRAN」のボタンを押すようにとのことであったが、残念ながらそのようなボタンはない。写真のようになっていて全くどのボタンを押して良いか分からない。はなから躓いてしまった。

仕方ないのでその辺にいた人に聞くと「目的は何か」を聞かれ「セキュリティボンド」と答えると「kiosk」と教えられた。Kioskと言えば駅の売店とか建築仕様しか思い浮かばないが言われたとおりボタンを押して番号レシートを取る。

順次番号を呼ばれる。マレー語の0は「コソン」というらしいがどうしても「クソ」にしか聞こえない。0001から始まる番号はクソクソクソ。クソの山である。

目的によって番号の頭が違い、kioskの場合は95から始まるようだ。自分の番号は9505番。その窓口が開いたのが8時15分過ぎ。9501から順次呼ばれ、自分の番が来た。

セキュリティボンドの用紙には既に記入しているし、マレー語で書かれた申請書も完璧だ。だから、私の想像では用紙を出すと。にこやかにセキュリティボンドの用紙に印を押してもらえて、その場でRM10を請求されて終わると思っていた。

ところが違っていた。用紙を出すと20歳そこそこの女性の担当者は途端険しい顔になり、立ち上がって何かを叫んでくる。どうもパソコン入力が必要と言っているようだ。けげんそうな顔をしていると、その担当者は立ち上がったまま入り口でパソコン入力をしている男性の名前を呼んでいる。入ったときは気が付かなかったが入り口のまん前にはパソコンが3台ほど置いてあり、入力している職員がいる。

「はは~、先ずは、入り口の担当者に申請書を渡して内容を入力してもらうんだな」と勝手に解釈してそのパソコン入力をしている担当者のところへ行き書類を渡すが、受け取らない。こっちに座れという。「おやまあ、何と怠惰な担当者なんだ」と思いつつ、言われるままにパソコンの前に座り、入力を始めたが、何せ、当然のことながら初めて見る画面。入力方法なんかわかりゃしない。でも、兎も角入力しなくてはならないらしい。なので、この怠惰な職員に何でも聞いてやろうと思い、ひとつずつ入力方法を確認した。で、何とか入力を終えて再び番号札を取り呼びだされるのを待った。

まだまだ先の番号だったが、担当者の前に座っていると、先に来て良いとのことですぐに受け付けてくれた。

その担当者は、まず、パソコンで何やら確認。恐らく、入力事項に誤りがないかを確認したものと思う。問題ないことが確認されると、提出したセキュリティボンド用紙やパスポートを戻され、電算打ちされた申請用紙と同じ書式の紙が渡されて支払い窓口を案内された。その窓口でRM10を支払い、晴れてセキュリティボンドに押印をもらうことができた。

で、帰り際、私がパソコン操作を教えてもらった人が席に座って順番を待っていた。そう、怠惰な職員と思っていた人は、ランナーだったのだ。担当者は顔見知りのランナーに(私の世話という面倒くさい)後を任せたというわけだ。満面の笑みでお礼を言ってその場を辞したが、後でRM10ぐらいをそっと渡せば良かったと思った。ん~これは日本人的発想か。

まあ、以上がセキュリティボンドに押印をもらうまでの顛末だが、その後、よくよく調べてみると申請者自らがパソコン入力をするように仕様が変ったのは昨年2018年8月かららしい。

今後、同じように個人申請をする人が参考になるように手順を整理すると次のようになる。

①発券機のkioskボタンを押して番号レシートを得る。
② パソコンに入力する。
③ 番号を呼ばれたら窓口へ行き、用紙を渡す。
④支払窓口でRM10を支払い、用紙に押印をしてもらう。

まあ、たったこれだけのことなんだけど、随分と手間取った。

パソコンへの入力方法

ところでパソコンへの入力方法だが、表記は英語だが内容としてはそれほど難しいものではない。入力するのが精一杯だったので写真はないが、まず、画面左側で個人申請かどうかをチェック。国やパスポート番号、氏名を入力。次に右下のsaveボタンで登録。このとき、右下のボタンはdelete. Closeがあるので、必ずsaveボタンを押さなくてはならない。登録が上手く行くと黄色いダイアログで登録成功の旨表示される。次に、個々人の入力である。同画面の右にpassenger1~3があるので、単身の場合はpassenger1に自分の情報を入力してsave。次にpassenger2にwitnessの情報を入力してsave。帯同者がいる場合はpassenger2が帯同者、passenger3がwitnessになると思う。

色々な入力項目があるが、赤字が必須入力欄であり、それ以外は入力しなくても構わないのでそれほど難しいものではない。しかし、しかしである。例えば、あなたが日本で自動車税を納めるとして、税務署に行って、先ずは見たこともないパソコン画面に入力をすれと言われてできるだろうか。国民健康保険の手続きで、同じようにパソコン入力を求められたらどうだろうか。きっと事務は全く進まなくなるだろう。

MM2Hは殆どが業者対応となるだろうから、個人申請など眼中にないというようなシステムとしか思えない。

 


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